法律事務所のお仕事事情
弁護士の仕事はどこの事務所もそう変わりませんが、事務員の仕事は事務所によりまちまちです。
結婚前、私が勤めていた昭和な事務所は、事務員の仕事と言えば、来客対応、電話応対、裁判所や銀行へのおつかいなどがメインの仕事でした。
そのあと、子育て期間を経て勤めた事務所は、交通事故の案件が多い事務所で、6人の事務員が6人の弁護士の事務作業を、分業で行うような事務所でした。
大手の事務所だと、弁護士1人に対して担当事務員が1人、もしくは2人つくような形態が多いです。
事務員の仕事としては、弁護士のスケジュール管理や、各所へのメールや電話などの秘書的業務が中心だったりします。
今の事務所はというと、弁護士2名と正規事務員1人にパート事務員(私)1人です。
おなじみK先生の仕事は事務員のBさんがほぼ一人で担当しています。
Bさん一人で手が回らない事務仕事を、私が少しヘルプしている感じです。
もともと今の事務所は、K先生とBさんが二人で立ち上げた事務所なのです。
そこにもう一人の弁護士T先生が合流し、事務量が増えたことで、事務パートとして私が入所したという経緯があります。
なので、私の仕事は、T先生の案件に関わる事務が8割を占めます。
事務所全体の案件の傾向としては刑事事件6割、民事事件と家事事件が4割といったところでしょうか。
一般的な法律事務所よりは、少し刑事の割合が多いかな〜。
刑事事件としては、覚醒剤、大麻が半数を占めます。窃盗や強制わいせつ事件も多い。
民事事件は損害賠償請求や建物明渡請求、家事事件は離婚や遺産分割などなどです。
弁護士はとにかく書く仕事です。
訴状、答弁書、準備書面、主張書面…
書いて書いて書きまくります!
もちろんワード入力ですが^^;
その辺の下手な小説家なんかよりずーっと書く分量多いんでは!?と思います。
なので、いきおい事務員の仕事も書くことが多くなります。
破産事件の依頼者に生活状況等を聞き取り、なぜ破産に至ったのか、その経緯を書面にして裁判所に提出したり、
交通事故では、事故の相手方保険会社や代理人弁護士と、過失割合などについて、書面での示談交渉をしたり、
もちろん、すべて弁護士の指示のもとですが、文案は事務員がある程度作成します。
なので、書くことがツライと、法律事務の仕事はツライ💦と思います。
書くことは好きな方なので、今の仕事は自分にはあってるんじゃないかな〜( ´∀`)
身の程知らずなことを言うなら、学生時代に戻って司法試験を目指したいっ!
そして、弁護士になってみたい(≧∀≦)
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